macOS での時刻同期に失敗する場合
しばらく止めていたマシンとか、mac の標準の時刻同期で時刻が合わないことがある。時間をおけば合うかもしれないが、手動で時刻合わせてから再度同期モードに戻しても、誤った時刻にもどってしまう(特に時刻のずれが大きい場合ではないかと思われる)。こういう場合にはターミナルで sntp コマンドで強制的に合わせれば良い。
% sntp -S <ntpサーバの名前/アドレス>
-S (大文字のS)が重要で、これを付ければ offset が大きくても強制的に合わせてくれる。
ovftool による仮想マシンの操作
ovftool を使って ESXi から ova でイメージ抜き取る方法
- ovftool --noImageFiles --noSSLVerify vi://username:pass@esxi-host/VMname ova_filename.ova
- ovftool --noImageFiles --noSSLVerify vi://username@esxi-host/VMname ova_filename.ova
パスワードをコマンドラインに書きたくなければ後者の表記で(パスワードプロンプトが出る)。ユーザ名も書きたくなければ @ の前を削れば良い(認証プロンプトが出る)。ESXi から持ってくるときには URL の scheme を vi にする(他も色々と変換できるらしい)。保存先の拡張子が .ova なら OVA で保存され、.ovf なら OVF で保存されるので適当に。10G I/F のマシン間だと 1G の ova 抜くのに2分弱って感じかな(適当)
ovftool を使って ESXi に ova をインポートする方法
- ovftool --noSSLVerify --datastore=datastore_name --diskMode=(thin|zeroedThick|eagerZerodThick) --name=VMName ova_filename.ova vi://username:pass@esxi-host/
- ovftool --noSSLVerify --datastore=datastore_name --diskMode=(thin|zeroedThick|eagerZerodThick) --name=VMName ova_filename.ova vi://username@esxi-host/
- ovftool --noSSLVerify -ds=datastore_name -dm=thin -n=VMName ova_filename.ova vi://username@esxi-host/
VMware ESXi での vmdk の復旧+α
VMware ESXi で vmdk の異常で起動できないとき
- Web UI から ssh サーバを起動
- ssh で特権のあるアカウントにアクセス
-
vmkfstools -x check /vmfs/volumes/datastore名/VM名/XXXX.vmdk
- 多分、"Disk needs repair"とか出る
- vmkfstools -x repair /vmfs/volumes/datastore名/VM名/XXXX.vmdk
- 上手く行けば "Disk was successfully repaired." とか
ESXi 6.5 とかでの Windows 10 SVGAドライバ
- なんか透明になったり fliker 出たり
- hwVersion が古いと出るらしい
- .vmx ファイル中で mks.enable3d = "FALSE" として 3D 落とすと直るらしい
- まだ設定して確認中
sparse image での storage 保存
実験環境とかのストレージをイメージごと保存しておくときの作業用メモ
- 元ストレージの partition 情報の確認
- 保存先に sparse image のファイルを作成
- dd if=/dev/zero of=イメージファイル名 bs=512 seek=セクタ数 count=0
- bs=512 はセクタサイズ↑のセクタサイズ(まぁ、普通512)
- セクタ数は容量的に足りれば良いけど、どーせ sparse image なので元のストレージの総セクタ数かそれより大きくしときゃ良い
- dd if=/dev/zeor of=node00.img bs=512 seek=536871000 count=0 で256GB くらいの node00.img というイメージファイルができる
- ls -l node00.img と du -sh node00.img を見比べるとちゃんと spase になっているかどうか確認できる
- dd if=/dev/zero of=イメージファイル名 bs=512 seek=セクタ数 count=0
- sparse image file を loopback device に紐付け
- losetup -l
- 使っていない loopback device を確認(次で -f で探させるなら跳ばしても良い)
- losetup /dev/loopXX イメージファイル名
または
losetup -f イメージファイル名- losetup -l でデバイスとsparse image ファイルの対応を確認
- これで /dev/loopXX がストレージの block device に見える
- losetup -l
- ストレージの中身を全てコピー(使って無い…過去に一回使った…blockもコピー)
- ストレージの使っている部分をコピー(普通はこっち)
- dd if=元のデバイス of=/dev/loopXX bs=512 count=パーティション1の開始オフセット
- 一応、冒頭の(boot loader とか入っている?ところ)をコピー
- 別に要らないなら(後から必要なら入れるなら)これは跳ばして良い
- parted /dev/loopXX
parted> unit s
parted> mklabel gpt
parted> mkpart ... - ls /dev/loopXX* とかして、パーティションのデバイスができているか確認する。できてなければ losetup -d /dev/loopXX; losetup -P /dev/loopXX イメージファイル名 で再紐付け
- block レベルで移して良いパーティションは 4 の手順で dd でコピーする。但し、デバイス名をパーティション番号付きのにすること。データだけ移したいパーティションは次の dump/restore で複製
- ex) dd if=/dev/sdc1 of=/dev/loop10p1 bs=512
- sparse mode にするかどうかは、パーティションの使用率とかみて好みで
- mkfs.ext4 /dev/loopXpY でファイルシステム作成
- ex) mkfs.ext4 /dev/loop10p2
- mount /dev/loopXpY 適当なディレクトリ
- ex) mount /dev/loop10p2 /mnt
- 作成したファイルシステムをマウント
- dump -0 -f - 元のパーティションのデバイス | (cd マウント先; restore -r -f -)
- 必要に応じて ssh とかで転送してもよし(4 参照)
- dd if=元のデバイス of=/dev/loopXX bs=512 count=パーティション1の開始オフセット
Linux (Ubuntu) でのストレージ追加手順 (lvm を使ってる場合)
LVMでストレージ管理しているマシンへのストレージ追加。LVに追加して size up するとかではなくて、単に別 partition として追加する場合。
- SSD/HDD 追加したらデバイス状況の確認
-
lsblk -S
-
- disk label を作る (以下、デバイスが sdc で全部を一つのPVにするとき)
- parted /dev/sdc
- (parted) mklabel gpt
- (parted) mkpart
- Partition name とか File sytem type はそのまま enter
- Start? で 0%、End? で 100%
- (parted) set 1 lvm on
- パーティションが一つで 1 番を使っている場合
- (parted) quit
- PV (Physical Volume) を作る
- VG (Volume Group) を作る(今回は既存のに加えたりせずに別に作る)
- vgcreate vg_name /dev/sdc1
- vg_name のところは適当な名前
- PV の名前は使うものを指定(今回は直前に作った /dev/sdc1)
- vgdisplay
- できた VG を確認
- vgcreate vg_name /dev/sdc1
- LV (Logical Volume) を作る(今回は VG 全部で一つの LV を作る)
- lvcreate -n lv_name -l 100%FREE vg_name
- -l 100%FREE とすると空き領域全部を使ってくれる
- lvdisplay
- できた LV を確認
- lvcreate -n lv_name -l 100%FREE vg_name
- ファイルシステムを作る(今回は全部を使ってext4)
- あとは適当に mount するとか fstab に書くとか
ストレージ関係のパラメータ確認コマンド
- blockdev --getalignoff /dev/sdc1
- アライメントオフセットの確認
- 0 ならオッケ
- hdparm -I /dev/sdc (オプションは大文字のi )
- ストレージの機能の確認
- SSD だと TRIM の確認をするなど
ATOKイミクルを止める
ATOK に「ATOKイミクル」ってのが入ってて、Keyboard shortcut を外してもたまにウィンドウが上がってくる。
何かと思ったら、どうも常駐して hot key (default は Ctrl 2回) に反応しているらしい(下記 URL は Windows だけど同様)
外すには…
- 常駐しているなら hot key (default は Ctrl) を 2 回叩く。ウィンドウが出ないなら、ATOK のメニューから「ATOKイミクル」を選ぶ
- 右上の★と棒三本のメニューを開いて、設定 (歯車マーク) を開く
- 「ATOKイミクルを常駐する」のチェックを外す
とする(再度戻すときは常駐させりゃぁ…)